矯正の後戻りの治療~マウスピース矯正 invisalign go システム

こんにちは。

院長の佐藤博宣です。

矯正治療を受けられた患者さんが、「最近また歯がずれてきたのが気になる」というお悩みをしばしば耳にします。

人間の身体は、年齢とともに姿勢が変化したり、筋肉(表情筋)の変化からお顔の形も変化し、骨の形自体も変化してくることがわかっています。

それに伴い歯についても、年齢を重ねる度に歯並び、歯の位置は常にゆっくりと変化し続けています。

せっかく矯正で歯並びがきれいなったのに、、、というお気持ちもわかりますが、歯は同じ位置にとどまってくれないのが当たり前のことなのです。

もちろん、リテーナーという歯が後戻り移動しづらくする装置を、矯正後3年程度は装着することである程度の後戻りを抑制出来ます。

しかし、若干の歯の移動は加齢変化とともに生じてしまうことが多いです。

この患者さんは、30代で矯正治療をされましたが、50代になり右上の前歯が出てきてしまったため相談に来院されました。

写真で見るとわずかに前歯の位置が非対称に見えます。

初診時

歯科医ではなく一般の方が見ても、真ん中の前歯(中切歯)の歯軸のずれや非対称はわかりやすいと言われています。

本人が一番気になるものですが、invisalign go(インビザライン ゴー)システムというマウスピース矯正にて治すことになりました。

一日の中で22時間程度、透明なマウスピースを入れるだけです。

食事以外は入れている感じです。

発音などもすぐに慣れますので、学校やお仕事中も装着します。

もちろん歯磨きをしてからマウスピースを入れますが、入れたままお水は飲むくらいは構いません。

こちらが矯正後の写真です。

2か月後

マウスピース矯正期間はたった2か月で簡単にきれいになりました。

真ん中の上顎左右中切歯の間は多少ディスキングと言って、0.4mmほど歯と歯の間を削っています。

そのため、歯と歯の間の隙間(ブラックトライアングル)も少なくなり、見た目も良く、食渣もたまりづらくなりました。

現在はリテーナーを装着しています。

装着時間をきちんとされていたのもあり、長年の悩みも短期間で治すことが出来ました。

多少の歯のガタガタに対しては、マウスピース矯正にて手軽に治せる可能は十分あります。

スタッフまでご相談ください。

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