矯正治療の強い味方、アンカースクリューという、細く短いネジ

こんにちは。

院長の佐藤博宣です。

今回は、矯正治療の強い味方、アンカースクリューという、細く短いネジの話です。

長さは様々ですが、1cm弱です。

基本の矯正治療の原理は、歯と歯を引っ張り合いをさせ、弱い方の歯が強い歯の方に引っ張られて移動することにより、歯並びが改善してきます。

ただ、引っ張り合いだと、どうしても強い歯も多少は弱い方に引き寄せられてしまいます。

ゆえに、出来る限り出っ歯を改善させたい場合や、奥歯を後ろに動かしたい場合などにアンカースクリューを利用します。

上顎の内側に入れた場合

麻酔はわずかに行いますが、アンカースクリューを入れた後の痛みや腫れは皆さんほとんどありません。

怖い印象がありますが、恐れることは無いと言えます。

こちらは一番後ろの奥歯(第二大臼歯)を後方に動かしたケースです。

奥歯のさらに奥に、2本のアンカースクリューを入れます。

2週間後、ゴムを使い後方に傾斜移動させていきます。

約3ヶ月でアンカースクリューと歯が接触するほど傾斜移動しました。

左が術前、右が術後のレントゲン。傾斜移動したことがわかります。

ボンドで固定します。

従来のワイヤー矯正だけでは困難なことが、簡便に出来るようになりました。

ワイヤーが頬に食い込んで痛かったり、食べ物のが引っかかる、ワイヤーが見た目に目立つなどの不快感も改善しました。

また、ヘッドギアという頭にかぶる装置なども使用せずに、出っ歯を引っ込めることもできるようになりました。

矯正の治療法も日進月歩であります。

PAGE TOP