12歳臼歯の生えかたに注意!

こんにちは。

院長の佐藤博宣です。

10歳~12歳ぐらいになると第二大臼歯、いわゆる12歳臼歯が奥の方に生えてきます。

歯の溝のあるかみ合わせの面がまっすぐ生えてきていればOKですが、顎が小さい最近のお子さんは内側(舌側)に向かって生えてきてしまうことがあります。

内側(舌側)に向かって生えてきて、歯肉がかぶさっています。

このままだと、内側に倒れたまま生えてきてしまい、歯並びもかみ合わせも悪くなる可能性が高いです。

このような場合は、まずかぶさった歯肉を取り除き、周りの歯肉の繊維を断ち切ります。(歯の麻酔が必要です。)

かぶさった歯肉を取ったところ。かみ合わせの面の溝がはっきり見えます。

思ったより、内側に倒れていることがわかります。

麻酔はしますが、あとで痛みや腫れが出ることはほとんど無いことが多いです。

次の日から、樹脂のチューブを咬むトレーニングを行うと、徐々に歯はまっすぐに生えてきます。

おうちで10歳から12歳ぐらいのお子さんのお口の中を見て、奥歯の向きをチェックしてみてください。

奥の方なので、スマホの照明などが無いと見づらいです。歯医者に連れて行った方が早いかもしれません。

気になることがありましたら、スタッフにご相談ください!

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